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ド素人がパソコン自作してみた PART2 組み立て編~はじめての自作PC~

ド素人がパソコン自作してみた PART2 組み立て編~はじめての自作PC~

こんにちは
じゅん吉です。

今回は、前回記事の続きで自作PCの組み立て編です。
ド素人なりに、PCの組み立て方について写真を交えて解説していきます。

 

前回記事のパーツ紹介編は以下からご覧ください。

ド素人がパソコン自作してみた PART1 パーツ紹介編~はじめての自作PC~
ド素人がパソコン自作してみた PART1 パーツ紹介編~はじめての自作PC~こんにちは じゅん吉です。 今回は、初めての自作PCに挑戦してみました。 自作PCというとかなりハードルの高そうに感じると思い...

 
 

この記事は、これから初めて自作PCを作る方に向けて書いていきます。

 

 

パソコンを組み立てる

 

それでは、各パーツをマザーボードのスロットに差し込んでいきます。
今回のPCパーツの組み合わせでは、以下の画像のスロットを使用しました。
スロットの位置

 

1.CPUをマザーボードに取り付け

CPU取付の参考画像

 

まず最初に、マザーボードにCPUを取り付けていきます。

作業の前に、パーツを取り扱う際には静電気でパーツが壊れるのを防ぐために静電気防止手袋などを使用しましょう!

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まず、マザーボードにCPUのソケットがあるので、
ソケットカバーを外します。

下の写真のようにレバーを押しながら右に外していくと
ロックが外れてカバーが開きます。

①レバー外し方

  

CPUを取り出し、端子部分に触らないようにソケットに載せます。
この時に、CPUの向きがありますので、CPUの三角マークと
ソケットの三角マークの位置が合う向きで取り付けていきます。

今回の場合は、左下に三角マークが来るように取り付けます。

①CPUの向き

そして、最後にレバーを外したのと
逆の要領で取り付けていきます。

  

2.メモリーを取り付け

メモリスロット

 

お次は、メモリーを取り付けていきます。
今回は、2つのメモリーを購入しています。

メモリーのスロットは4つあるのですが、
どこにでも付ければ良いわけではなく、
優先的に取り付けるべきスロットがあるようです。

取り付けるスロットについては、マザーボードの取扱説明書に書いてあったので、
それに従い取り付けました。

 

取り付け方については、メモリーとスロットの切り欠けを合わせるようにして、
まっすぐに「カチッ」と音がするまで押し込みます。

かなり力が要りますので気を付けてください。

②メモリ取付

  

3.M.2 SSDの取り付け

続きまして、M.2 SSDの取り付けをしていきます。

マザーボード下部にあった黒い板をドライバーで外すと、
下側にM.2 SSDのスロットがあります。
③SSD取付 (3)

 

取付の前に、、、

SSDが片面のみに部品が付いているのなら
マザーボード付属のゴムパッドをマザーボード側に
取り付けるよう説明書に書いてありましたので、取り付けました。

取り付けるM.2 SSDのサイズに合わせてマザーボード付属の
M.2スペーサーを取り付けます。

スペーサー、ゴムパッド取付

 

それでは、スロットにM.2 SSDを取り付けるのですが、
まず最初に写真のように斜めに押し込んでいきます。

 

しっかりと奥まで入りましたら、上から少し押さえつつ、ネジ止めしていきます。

 

M.2 SSDの取り付けが完了しましたら、黒い板の裏側の剥離シートを剥がして、
M.2 SSDの上にネジ止めして取付完了です。

  

4.CPUクーラー取り付け

つづきまして、CPUに付属してきたCPUクーラーを取り付けます。

CPUクーラーとCPUが触れる部分には、CPUグリスという接着剤のようなものが付けてありますので、
触らないように気を付けてください。

このCPUグリスがあることで、CPUの熱を効率よくCPUクーラーで冷やすことができます。

CPUの上にCPUクーラーを重ねていきます。
この時に、取り付ける位置は配線しやすいような向きで取り付けました。

そして、CPUクーラーの4隅にある黒いピンをまっすぐ押し込んでいきます。
押し込んでいく順番は、画像の番号のように対角に押し込んでいってください。
CPUクーラー取り付け方

 

最後に、CPUクーラーの配線を取り付けます。
マザーボードの「CPU_FAN」と書いてある部分に接続します。

CPUクーラーの配線

  

5.PCケースに電源の取り付け

⑤電源取付 (3)

 

一旦、マザーボードは置いておいて、
次に、PCケースに電源の取り付けをしていきます。

PCケースの取扱説明書に取り付け方は書いてありますので、
そちらをご参照ください。

まず、扉のパネルと背面のパネルは作業しやすいように外しておきます。
次に、電源を下のスペースに入れて、4個所ネジ止めして固定完了です。
⑤電源取付 (4)

電源取り付け向きについて
PCケースの電源設置場所に換気の穴が開いている場合は、
その換気口の向きに合わせて、配置してください。

今回の私の場合は、電源設置スペースの下側が空気の取り込み口となっていたので、
電源のファンが下側になるように取り付けました。

  

6.I/Oパネルの取り付け&マザーボードの取り付け

⑥IOパネル マザボ取付 (1)
お次は、I/Oパネルを取り付けます。
マザーボードに付属してくる、様々な端子の接続部分のカバーです。

このような感じで、PCケースに取り付けました。
あまりしっかりと止まらなかったので、ひっかけてある感じです。
⑥IOパネル マザボ取付 (2)

その次に、マザーボードを取り付けます。
PCケースには、すでにスペーサーが取り付けてあったので、
そのまま、マザーボードを9か所ネジ止めして取付完了となります。

⑥IOパネル マザボ取付 (4)

  

7.グラフィックボードの取り付け

⑦グラボ取付 (1)

 

マザーボードの取り付けが終わったら、
グラフィックボードの取り付けをしていきます。

グラフィックボードは、「PCI Express x16」というスロットに差し込みます。
取り付けるにあたって、画像のように背面のブラケットカバーを取り外します。
今回は、二ヵ所取り外しました。

⑦グラボ取付 (2)

そして、グフィックボードをスロットにしっかりと挿しこみます。
⑦グラボ取付 (4)

挿しこんだ後は、ブラケットカバーの部分にネジ止めをしていきます。
今回は、ネジ穴が合わなかったため、仕方なしに結束バンドで固定しました。
⑦グラボ固定

  

8.配線接続

ここが一番の難関でした。
ここを乗り越えればゴールはもうすぐです。

 

今回の組み合わせでは、下の画像の箇所に配線をしました。

配線箇所

 

基本的には、マザーボードの取扱説明書にどの端子に何を配線すればよいのかが
書いてあるので、それ通りに配線していきます。

今回私が配線したのは、以下のとおりです。

電源から

マザーボードの電源ケーブルを接続。
EATX12Vへ接続。
グラフィックボードの補助電源を接続。

 

PCケースから

USB3.0のケーブルを接続。
「HDD_LED」「RESET SW」「POWER SW」「POWER LED+」「POWER LED-」のケーブルを「PANEL」端子へ接続。
オーディオケーブルを「AAFP」へ接続。

 

PCケース付属のブザーを「SPEAKER」端子へ取付け

  

PCケースに説明書に書かれていない謎のケーブルがありましたが、
それは、PCケースのLED用の電源だったようで、
SATAの端子を接続することで、無事にLEDを光らせることができました。

 

ケースファンを上側と、背面側に1つずつ取り付けて、
配線は、それぞれ「CHA_FAN1」「CHA_FAN2」に接続しました。

これにて、配線が出来ましたので、いよいよ動作確認をしてみます。
この段階では、配線がぐちゃぐちゃですが、動作確認出来たらキレイにしたいと思います。

  

9.起動

⑧配線&起動&OS (2)

 

起動の前に、「モニター」「キーボード」「マウス」を接続します。
「モニター」は、グラフィックボードのポートに接続します。

接続後、電源のスイッチをONにして、PCケース側のスイッチを押します。

ここで、電源が入ればOKです。

電源が入らない場合は、配線が間違っている場合がありますので、
今一度配線を確認してみてください。

無事に立ち上がると、このような画面になり、
現在接続されている、CPUやメモリ、ストレージなどの情報が確認できます。

この画面に接続したはずのPCパーツが表示されていない場合は、
認識されていませんので、電源を切ってから再接続して確認してみてください。

グラフィックボードについては、モニターに画面が写っていれば
接続されていますので、この画面に表示が無くても大丈夫です。

  

10.OSのインストール

 

無事にすべてのパーツが認識されていたのなら、
OSのインストールをしていきます。

インストールは、簡単でOSのパッケージに入っているUSBメモリを挿して、
電源を入れます。

後は、画面の指示に従って進めていくだけで、
無事にWindows10をインストールすることができました。

 

11.配線の仕上げ

最後に、ぐちゃぐちゃになった配線をキレイにしていきたいと思います。
結束バンドや、配線止めを使用して見栄え良く配線してみました。

最終的に、配線はこのような感じになりました。

表側配線

 
 
 

裏側配線

 

コードの長さが足りなくなったりするので、
なかなか難しかったりしましたが、綺麗にできました。
無事完成です。

  

まとめ

まとめ

 

これにて無事に自作PCが完成しました。
はじめての感想としては、配線以外は特に難しくはなかったと思います。

配線だけは、少し苦戦しましたが説明書をしっかりと見て接続していけば、
特に問題もなく、完成させることができました。

自作PCに興味がありましたら、一度挑戦されてみてはいかがでしょうか!

最後までありがとうございました。
それでは、また次回!