こんにちは
じゅん吉です。
今回は、水槽水のにごり問題改善策をご紹介します。
私の環境での結果なので、全ての水槽環境に当てはまらないかもしれません。
私の水槽はコケの発生とともに、にごりに悩まされる状態が続いていました。
状況としては、水草水槽を立ち上げて一月ほど経過して徐々ににごりだしました。
水換えをやっても変わらず、一つ気付いたことはバケツに溜まった水換えの水は、緑がかっていたことです。
このことから、微細な藻類(植物性プランクトン)が発生してしまったのではないかと推測しました。
グリーンウォーターと呼ばれる症状ですね。
このにごり問題解決に向けてにごりの原因から対処法まで解説していきます。
にごりの原因について
水槽のにごりはどのようにして発生しているのでしょうか。
少し調べてみると以下の2つの原因があるようです。
①ろ過バクテリアが、汚れを分解しきれていない
バクテリアの数が少なかったり、汚れが多過ぎたりと原因は様々で、ろ過が間に合っていないことが原因になります。
これは、バクテリアが死滅して生物ろ過の機能が弱くなったり、立ち上げ初期にバクテリアがうまく立ち上がっていないことが考えられます。
これに対しては、しっかりとエアレーションを行いバクテリアが死滅しないように対処しましょう。
また、応急的には
1.凝集剤を入れることで濁りの原因となっている汚れをまとめてろ過フィルターで取り除く。
2.市販のバクテリア剤を投入しバクテリアの量を増やす。
上記の方法が応急的な対処として挙げられます。
にごりの発生前に行ったことで普段と変わったことがないか、思い出してみてください。
特にフィルターの清掃をやり過ぎたり、水道水を使ってフィルターを洗ってしまったりとバクテリアにとって悪いことをしてしまってはいませんか?
原因がわかれば、それに見合った対処をしてみましょう。
②植物性バクテリアの繁殖
私の場合はコケの大量発生とともに、にごりの症状が出たことや、
水換えの水が緑がかっていることでのにごりでしたので、
植物性バクテリアが繁殖してしまったのではないかと考えました。
これに関しては、
1.水槽内の栄養が多すぎる。
2.ろ過が間に合っていない。
3.ライトが強すぎる。
4.コケ優位な水質になっている。
上記4つの原因があると考えます。
1と2に関しては、生体が多かったりするとその分エサやフンなども多く
ろ過バクテリアでの分解がしきれずに水槽内が富栄養状態になることが考えられます。
エサの量を減らしてみたり、水換えの頻度や量を見直してみたり、余裕があればフィルターの追加なども検討したほうが良いですね。
3.ライトが強すぎる場合、複数のライトを使用している場合には、
ライトの数を調整すれば容易に光量の調節は出来ますが、
強力なライト一灯のみの場合は、水面から距離を離すなど工夫して水槽に当たる光を減らせるようにしましょう。
また、直射日光が水槽に当たっていないかも確認しておきましょう。
4.コケ優位な水質になっているのは、水槽水のKHが高く水草がCO2を活用できずに
コケがCO2を使ってしまっていることが考えられます。
これに関しては、KHを下げるために添加剤や、ソイル、
ソフナイザー等を使用することを検討してみましょう。
遮光でクリアな水に!
水草にとって光はとても重要ですが、コケや植物性バクテリアにとっても光は重要です、そこで光をさえぎることでコケや植物性のバクテリアを弱らせようとおもいます。
遮光カーテンのようなものを、水槽にかぶせて一週間ほどライトの点灯を停止しました。
結果は良好で、しっかりとクリアな水に戻っていました。
しかし、これは根本的な解決にはなっていないので、水換えを少し多めに行い。
水槽水を富栄養化させないように対策しました。
最後に
今回のように、コケに覆われてしまった場合は、
遮光という最終手段で解決することも一応は可能ですが、
これは水草にも悪影響をあたえます。
こうならないためにもコケに覆われてしまう前に、
水換えや光量の調節、水質の管理などでコケのない水槽を目指していきましょう。
最後までありがとうございました。
それではまた次回!