こんにちは
じゅん吉です。
今回は、水槽環境を整えてくれる生体の紹介です。
アクアリウムにとって、コケや油膜は鑑賞性を著しく落してしまいます。
キレイな水槽を維持していくためには、定期的なメンテナンスは必要ですが、
水槽の管理の手間を減らすためにも生体に働いてもらって
キレイな水景を維持できるようにしていきましょう。
この記事は、日々の水槽のメンテナンスを少しでもラクにしてくれる生体を知りたい方向けに書いていきます。
目的別のおすすめ生物兵器
それでは、目的別におすすめの生体をご紹介していきます。
コケ全般に威力を発揮
ヤマトヌマエビ
水草水槽には必要不可欠といっても過言ではない
コケ取り生体の「ヤマトヌマエビ」です。
特に、茶コケやアオミドロを食べてくれます。
デメリットとして、見た目がグロテスクなので子供は怖がるかもしれません。
水温 20℃~28℃
PH 中性~弱アルカリ性
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ミナミヌマエビ
代表的なコケ取り生体の「ミナミヌマエビ」です。
前述のヤマトヌマエビよりコケ取り能力は劣るものの、
体が小さく見た目のグロテスクさはあまりないので
鑑賞性も兼ね備えたエビになります。
水温 10℃~28℃
PH 弱酸性~弱アルカリ性
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壁面のコケ対策に
オトシンクルス
コケ取り生体として、有名な「オトシンクルス」です。
その吸盤のような口で、水槽の壁面や水草表面のコケを食べてくれます。
貝類を入れたくない人にとって水槽壁面のコケ対策に重宝される生体です。
水温 20℃~28℃
PH 弱酸性~中性
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カラーサザエ石巻貝
石巻貝と同じで、壁面のコケを食べてくれる「カラーサザエ石巻貝」です。
石巻貝よりも鑑賞性が高く、サザエのような貝殻なので
ひっくり返った場合に自分で起きあがる可能性が高いのでおすすめです。
貝類は、水槽内に白い卵のようなものを産んでしまうことがあるので、
水槽の鑑賞性を著しく落としてしまう可能性があります。
水温 20℃~28℃
PH 弱酸性~弱アルカリ性
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黒髭コケ対策に
サイアミーズ・フライングフォックス
私が知る限りでは、唯一黒ヒゲコケを食べてくれる「サイアミーズ・フライングフォックス」です。
ヤマトヌマエビやオトシンクルスなどのコケ対策生体に並ぶ
コケ対策の代表的な生体で、水草水槽には入れておいて損はない生体です。
ただ、体長が最大で12cmと大きくなりますので、
大きくなった状態を見据えて、あまり入れ過ぎないようにしてください。
勢いが良い生体なので、よく水槽から脱走することがあります。
なるべく水槽のフタをして脱走対策をしてください。
水温 22℃~26℃
PH 弱酸性~中性
水槽の掃除屋さん
コリドラス・パンダ
水槽内の低床に残ったエサを掃除してくれる「コリドラス・パンダ」です。
コリドラスの中でも、特に可愛らしい見た目なのでおすすめです。
水温 20℃~25℃
PH 弱酸性~弱アルカリ性
油膜対策に
バルーンパールグラミー
グラミー系は油膜を食べてくれるのでおすすめです。
中でも「バルーンパールグラミー」は、体が風船のように丸く、
体がパールのようにキラキラと美しいので、鑑賞性にも優れています。
水温 20℃~28℃
PH 弱酸性~中性
ブラックモーリー
黒い見た目で、水草水槽に映えること間違いなしの「ブラックモーリー」は、
油膜を食べてくれる優秀なお魚です。
しかし、モーリー系の欠点として弱アルカリ性の水質を好むという点です。
ほとんどの水草は弱酸性を好むため相容れない関係になりますが、
弱アルカリ性でも大丈夫なキューバパールグラスとの相性は良さそうです。
水温 23℃~27℃
PH 中性~弱アルカリ性
スネール対策に
水槽内のゴキブリと称されるスネールですが、生物兵器で対策が可能です。
スネールを食べてくれるおすすめの生体2種類をご紹介します。
アベニーパファー
フグの仲間である「アベニーパファー」はスネールを食べてくれます。
とても愛らしい見た目とは裏腹に、気性が荒く他の生体を攻撃してしまうことがあります。
混泳に不向きな生体なので、単独種飼育をおすすめします。
その体型から泳ぎがあまり得意ではないため、
強い水流のある水槽では、流されて疲れてしてしまうこともあります。
あまり水流が強くならないように注意しましょう。
水温 22℃~28℃
PH 弱酸性~中性
アノマロクロミス・トーマシー
シクリッドの仲間の「アノマロクロミス・トーマシー」です。
スネールも食べてくれますが、小型のエビも食べてしまうので、
ミナミヌマエビとの混泳は避けてください。
あまり混泳に向かない性格なので、
混泳させる場合は、隠れ家を作ってあげて
他の生体を攻撃しないような配慮をしてあげてください。
水温 26℃~29℃
PH 弱酸性~中性
まとめ
アクアリウムを始めてみると、
水槽内を綺麗に保つためにメンテナンスは不可欠ですが、
今回ご紹介した生体を導入することで、
日々のお手入れを少しでもラクにしてもらいましょう。
最後までありがとうございました。
それでは、また次回。