こんにちは
じゅん吉です。
今回は、水草の症状から読み取れる原因をまとめてみました。
水草の症状別対処法
・水草が白くなる。
古い葉が白くなるなら、カリウムの不足。→カリウム液肥を追肥してみる。
成長点が白っぽくなるならカルシウムの不足。→カリウムの追肥を控えてみる。
(カリウムの過多が原因でカルシウムの吸収阻害になっているかも)
・水草が黄色くなる。
根元から黄色くなる場合、窒素の不足。→えさの量を増やしてみる。生体を増やす。
・水草に黒点が出来ている。
葉に黒点が出来ているなら、カリウムの不足。→カリウム液肥を追肥してみる。
・本来とは違い葉が長細くなる。
CO2の添加量が多い。→添加量を減らす。
・葉がコケに覆われる。
照明時間が長い。→時間の見直しをする大体8~10時間が適切。
照明以外に太陽光が水槽に当たっている。→設置場所の見直し。
水草の成長が悪い場合、CO2が不足。→CO2添加量を増やす。
緑藻の場合、窒素の過剰。→水換え、カリウム液肥の添加。
黒髭コケなども出ている場合、リンの過剰。→リン酸除去剤の使用。水換え。
応急的な対策として、コケの酷い水草はカットし、ヤマトヌマエビなどのコケ取り生体を投入しコケを食べてもらう。
・這う種類の水草が這わない。
光量の不足→照明の数を増やす。
底床の栄養が少ない。→イニシャルスティック等の固形肥料を底床に埋める。
水草だけでエサを入れていない場合、リンの不足。→生体を入れエサを与える。
・赤くなる水草が赤くならない。
光量を増やす。
CO2の添加量を増やす。
照明の点灯時間以外は、外光を遮断する。
カリウム液肥の作り方
基本的には、フローラプライドなどの液肥でカリウムと必須微量元素が入っているので十分だとは思いますが、
不足しがちなカリウムのみを低価格で添加できるのでおすすめです。
水100mlに対して、炭酸カリウム10gの割合で溶かします。
先に炭酸カリウムをプッシュボトル等に入れてから水を入れてください。
60cm水槽で2、3日に1プッシュ(1.5ml)しています。
私は、amazonで購入した炭酸カリウムを使用しましたが、500gで950円でした。
液肥にすると5ℓ分になるので、かなりお得です。
最後に
今回は、水草の症状と対処法でした。
照明や、CO2、栄養バランスなど注意することが多いので難しいですが、
日々の観察でいち早く異変に気付いて早めに対処をしたいですね。
最後までありがとうございました。
それでは、また次回!