こんにちは
じゅん吉です。
今回のテーマは、ソーラーRGBを超えるような
LED照明の自作についての計画を練ってみました。
というのも、ソーラーRGBを欲しいけど、
その価格からなかなか手を出せない方が多いと思います。
また、90cm水槽での使用を考えるとソーラーRGBだけでは、端の方まで光が届かないため、
追加でライトを設置しているのをネットでよく見かけます。
そこで、今回は上記の不満点を払拭するために、
ソーラーRGBよりも高光量な照明の自作についてプランを考えてみました。
計画
・今回の目標は、ADA「ソーラーRGB」を超える
高光量と低価格の両立を目指していきます。
RGBということで、3色の明るさを任意に変更し
自分好みの色を作れるようにしていきます。
LEDチップ
・LEDは、コチラのRGBパワーLEDを21個使用します。
21個というのは、この後紹介する電源ドライバーに合わせて計画しました。
LEDのスペックは、コチラ↓
色 | 赤 | 緑 | 青 |
---|---|---|---|
波長 | 620-630nm | 520-530nm | 450-460nm |
全光束 | 80-90ルーメン | 220-230ルーメン | 80-90ルーメン |
順方向電圧 | 6-7V | 9-10V | 9-10V |
順方向電流 | 300mA | 300mA | 300mA |
ソーラーRGBと同じような光を作り出す想定で光量を計算してみました。
まず、ソーラーRGBのスペクトルでRGBの比率を見ると、
大体9:8:10くらいなので、この比率で計算してみます。
まず、青色が1個あたり80lmだとして、21個だと1,680lmです。
青色の1,680lmを基準に赤色が1,512lm、緑色が1,344lmとなります。
合計で、4,536lmとなり、計算上ではソーラーRGBの光量を超えます。
定電流ドライバ(可変)
・今回のRGB調光のために使用する
電流を0mA~2,000mAの範囲で調整できる定電流ドライバです。
コレを各色分合計3つ使うことで、
RGBそれぞれの明るさを調整し様々な色を作り出すことが出来ます。
この定電流ドライバに先ほどのRGBパワーLEDを
3直列の7並列で21個ということになります。
本体
・LEDを配置する本体ですが、前回自作した高演色LED照明のアルマイト板を使用します。
大体、1万円くらいで「板曲げ.com」にて作成していただきました。
また、放熱用にヒートシンクを10個使用しています。
必要なもの
大まかですが、作成するのに必要なものをリストにしてみました。
品名 | 個数 | 価格 |
---|---|---|
10W RGB ハイパワーLED | 21 | 10,479円 |
LT3932 LED用定電流ドライバモジュール | 3 | 6,415円 |
LRS-350-36 36VDC電源 | 1 | 3,500円 |
本体アルミ(板曲げ.comにて作成) | 1 | 約10,000円 |
ヒートシンク | 10 | 5,720円 |
4芯 ケーブル AWG22 | 1 | 1,390円 |
コネクタ セット | 1 | 1,200円 |
放熱用グリス | 1 | 1,580円 |
合計 | 40,284円 |
※2018/11/06時点での価格です。
回路図
・回路は下図のように配線をしていこうと考えています。
最後に
・結論ですが、材料費だけで4万円掛かりそうなので、
作成の手間を考えると、ソーラーRGB買ったほうがいい気がしますね、、、
とはいえ、調光機能付き&高光量(約4,500lm)というアドバンテージがあるので、
作ってみても良いような気もしますが、また気が向いたら作ってみたいと思います。
最後までありがとうございました。
それでは、また次回!