んにちは
じゅん吉です。
今回は、前回記事の続きで、サイフォン式オーバーフロー水槽の制作編です。
必要なものは前回記事に記載しております。
仕切り板のパンチング加工
まずは、仕切り板のパンチング加工をしていきます。
使用したのは、余っていた塩ビ板です。
これから仕切り板を購入する方は、
最初からパンチング加工済みの板の購入をオススメします。
穴をあけるのに相当な労力を使いました、、、
1cm間隔で、5mmのドリルを使用しました。
まずは、ドリルの穴がずれないように穴をあける位置に半田ごてで
少しへこませます。(ドリルの穴がズレないようにするため)
その後、5枚を重ねて、ズレないよう養生テープで固定し、
5枚一気に穴をあけます。
この作業が1番大変でした。
穴を開け終わったら、サンドペーパーなどで全体的にバリ取りを行い仕切り板の完成です。
ろ過槽制作
仕切り板を水槽にシリコンコークで固定していきます。
マスキングテープでこのようにマスキングします。
シリコンを塗っていきます。
小さいヘラなどがあると綺麗に出来ます。
塗り終わったら乾く前に、マスキングテープを剥がします。
この状態で、半日程すれば乾きます。
2枚目以降は、順次乾いてからやっていった方が、良いです。
2枚目以降はマスキングテープの養生が面倒になったので、
マスキングせずに仕切り板を固定しましたが、
見た目以外には特に問題ないです。
フロートスイッチの設置
水位上限のフロートスイッチの固定には、
アクロのライトスタンドのパーツを改造しました。
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このようにドリルで穴をあけて固定しました。
水位下限のフロートスイッチの固定には、
ヒーターカバーを加工して取り付けました。
フロートスイッチの下限水位動作について
フロートスイッチを下限水位で動作させるためには、
フロートの上下を入れ替える必要があります。
C型の止め輪を外すと、フロートが取り外せるようになっているので、
上下を入れ替えて、止め輪を取り付けます。
逆流対策
それでは、配管の設置などもやって動かしてみました。
しっかりとフロートスイッチも動作して大丈夫かと思われた矢先、
揚水ポンプがOFFになると、サイフォン効果でメイン水槽からろ過槽へ
水が逆流してきてしまうことに気づきました。
これでは、停電時などに大惨事になってしまいます、、、
そこで、揚水ポンプからメイン水槽への経路に逆流防止弁を設置しました。
近くのホームセンターで購入してきました。
水道用品コーナーにて、逆流防止弁とホース接続用のホースニップルを購入しました。
ホースバンドを取り付けると水漏れの心配がないので取り付けをオススメします。
※逆流防止弁を取り付けると、水を送るのにかなりのパワーを使います。
実際に、エーハイム 2213ではポンプのパワー不足で水を送る事が出来ませんでした。
完成
やっとの思いで、サイフォン式オーバーフロー水槽が完成しました。
気になるろ材容量ですが、このようになっています。
もっと入れれますが、経済的に厳しかったのでまた足していきたいと思います。
・エーハイム 荒目フィルターパッド 8枚
・ゲルキューブ ラージ 3kg
・サブストラットプロ 6kg
・ファインマット
※サブストラットプロは、1ℓごとにろ材バックに入れています。
この方が、メンテナンスが楽に出来るのでオススメです。
水量の調整について
設置が完了したら、水量の調整をします。
基本的には、サイフォンでの給水とポンプでの排水の水量は一定に調整をして、
何かあった時に給排水が止まってしまった場合の保険に
フロートスイッチでの制御をするようにします。
給水側は、コックのバルブ開度で調整し、排水側は陽水ポンプの調整バルブで調整します。
最後に
無事にサイフォン式オーバーフロー水槽完成しました。
やってみて1番大変だったのは、仕切り板穴あけでした、、、、
余っていた塩ビ板を使用したので、仕方ないのですが、
最初からパンチング加工してある板を使用すればかなり楽に作れます。
サイフォン式オーバーフロー水槽にしたことによる
実際のメリット、デメリットはこれから検証していきます。
反省点
・フロートスイッチの動作に遅延タイマーを入れるべき
これは、フロートスイッチの動作水位ギリギリになると、
ポンプは、動いたり動かなかったりを瞬時に繰り返すので、
機器にとってあまりよろしくない状態です。
そこで、フロートスイッチが3秒間検知したら、機器が動作するようにすれば
検知するかしないかのギリギリの水位での機器の発停を防げます。
最後までありがとうございました。
それでは、また次回。