こんにちは
じゅん吉です。
今回は、新たに90cmの規格水槽にて、
アクアテラリウムを作成してみましたので、
その作成過程や立ち上げの方法をご紹介していきます。
この記事は、アクアリウムをやってみたい方に向けて立ち上げの過程を書いていきます。
今回作るアクアリウムはどんなの?
先に完成形の写真をご覧ください。
今回ご紹介するのは、この写真のような
アクアリウムの作り方、立ち上げ方をご紹介していきます。
![VIVID 点灯例](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210712_161355-1024x576.jpg)
この水槽のイチオシポイント
この水槽のポイントは、流木から水が湧いて出てくるようにしているところです。
水面から少し出ている流木の部分にコケや水草を貼り付けて、
テラリウム要素を加えつつ、そこから水が湧いてくるようにしています。
ちなみに、この湧き水でエアレーションを兼ねているため、
空気のブクブクはこの水槽で使用していません。
湧き水流木水槽の作り方
今回の水槽では、水面から出ている流木から水が湧いて出てくるようにしたいので、
流木と水中ポンプを組み合わせて「湧き水流木」を作っていきたいと思います。
1.湧き水流木の準備
流木の湧き水加工
今回は、拾ってきた流木を加工して使用していきます。
写真のように、電動ドリルを使用して流木に穴をあけていきます。
![流木の穴あけ加工](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/baad7244d2118d5804f6545a5430629a.jpg)
この時に、水槽に配置する向きを決めておきましょう。
配置する向きが決まったら、水中ポンプを接続する部分は、
正面から見えない位置になるように穴をあけます。
アク抜き
![流木のアク抜き](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210206_094915-1024x461.jpg)
穴あけ加工が終わったら、アク抜きをします。
アク抜き剤というものが売っていますので、そちらを使用してアクを抜いていきます。
アク抜きをしないと、水が黄色くなってしまうので、アク抜きはやっておきましょう。
ウィローモスの接着
![モスの活着](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210306_205014-1024x576.jpg)
流木の水面から出ている部分に、ウィローモスを活着させました。
ウィローモスを適当な長さにカットし、
瞬間接着剤を使用して、活着させました。
瞬間接着剤は、少量使用してください。
固まったときに白くなるので、多いと目立ってしまいます。
2.レイアウト作成
レイアウト部材を配置する
それでは、実際に水槽のレイアウトを作成していきます。
まず最初に、岩や流木を配置する場所にクッションを敷いて、
水槽にキズが付かないようにしていきます。
流木は、事前に1週間くらい水に漬けておきましょう。
最後に水を入れたときに浮き上がってしまい、レイアウトが台無しになってしまいます。
このような、水槽用の安いフィルターを使用しました。
今回のレイアウトは、下の写真のような感じにしました。
これにて、レイアウトの骨格は決まります。
![](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2017/11/layout.jpg)
ソイルを敷き詰める
![水草一番サンド 使用例](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210307_114204-1024x576.jpg)
![水草一番サンド 使用例](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210307_114204-1024x576.jpg)
レイアウトの骨格が完成しましたら、
ソイルを敷き詰めていきます。
今回使用したソイルは、「水草一番サンド」というソイルを20kg使用しました。
20㎏では少ない印象でしたので、30kgくらいあれば安心して敷き詰められそうです。
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3.水草の植栽
![水草 植栽](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210308_112220-1024x576.jpg)
![水草 植栽](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210308_112220-1024x576.jpg)
次は、水草を植えていきます。
水草を植える前に、ソイルに霧吹きをしたり、水槽に少し水を入れてから
水草を植えていきましょう。
最初に植えた水草でも、溶けて無くなってしまったものもあるため、
最終的に生き残った水草をご紹介します。
前景草
水槽の前面には、背の低いタイプの水草を2種類植えました。
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中景草
水槽の真ん中あたりの中景には、成長の遅い水草をチョイスしました。
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後景草
一番後ろの後景には、背が高くなる水草をチョイスしました。
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流木周り
湧き水流木の上側には、陸地部分でも映える水草をチョイスしました。
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4.器具の取り付け
![機材のご紹介](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210322_202159-1024x576.jpg)
![機材のご紹介](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/20210322_202159-1024x576.jpg)
ろ過フィルターや、ヒーター、CO2添加セットなどの器具をすべて取り付けます。
器具の取り付けが終わりましたら、
ビニール袋などを使用して、静かに水を入れていきます。
このようにすることで、レイアウトが崩れてしまうことを防げます。
注水の際に、流木が浮き上がってきてしまうことがあります。
浮き上がってきそうだったら、重しを乗せて浮き上がらないようにしておきましょう。
何日が経過して流木が水を吸えば、浮き上がってこなくなるので、
様子を見ながら重しを外してください。
5.維持管理
水を入れてしまえば、あとはフィルターを稼働して、
維持管理をしていきます。
最初の2週間くらいは、毎日水槽の水の1/3程度を水換えすることが理想的と言われています。
実際私は、そんな頻度で水替えできていないのですが、
特に問題なく成長していますので、そこまでシビアにならなくても良いのかもしれませんね。
2週間後からは、体の丈夫な「アカヒレ」や「ネオンテトラ」
「カージナルテトラ」を入れてみて様子を見ましょう。
1か月半~2か月を過ぎたくらいで、ゆっくり効いてくるタイプの
固形肥料を追肥することをおすすめします。
私は、カミハタ「OKOSHI」を細かくして、低床の奥に挿し込みました。
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以下の2つを疑ってみてください!
這うはずの水草が、上に伸びてしまっている場合
光の量が不足している可能性があります。
照明器具を追加するか、光の量が多い機種に変更しましょう。
照明の選び方については、こちらの記事をご参照ください。
![【水草用ライトの選び方】水草に必要な光とは?水草を綺麗に育てよう!](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2017/10/3a64a38b6a86a082e2bac0ffe0893b39-320x180.jpg)
![【水草用ライトの選び方】水草に必要な光とは?水草を綺麗に育てよう!](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2017/10/3a64a38b6a86a082e2bac0ffe0893b39-320x180.jpg)
![【水草用ライトの選び方】水草に必要な光とは?水草を綺麗に育てよう!](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2017/10/3a64a38b6a86a082e2bac0ffe0893b39-320x180.jpg)
CO2の添加量が適正でない場合がありますので、CO2添加量を増やしてみましょう。
CO2の添加量を適正量にしたい場合は、
こちらの記事を参考にCO2添加量の最適化を行ってみてください。
![](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2018/04/b5670ba91b16ae370b976336b781cc93.png)
![](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2018/04/b5670ba91b16ae370b976336b781cc93.png)
![](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2018/04/b5670ba91b16ae370b976336b781cc93.png)
まとめ
![まとめ](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2017/10/c7887a92414f854a9067849a51b9bb02.jpg)
![まとめ](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2017/10/c7887a92414f854a9067849a51b9bb02.jpg)
立ち上げから3カ月もすると、水草が繁茂してきていい感じの水槽になってきました。
これからは、コケや追肥を水草の状態を見ながら早めに対処していくようにして、
長期的に維持管理していきたいと思います。
お家にアクアリウムがあると、一風変わったインテリアとして、
ご家族や遊びに来てくれた方々に楽しんで貰えます。
今回使用した機材は、こちらの記事にて解説しています。
![湧き水流木90cm水槽の機材をご紹介【アクアリウム】最新おすすめ機材もご紹介!](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/21aacf5f36fa8d86deee933c93422a94-320x180.jpg)
![湧き水流木90cm水槽の機材をご紹介【アクアリウム】最新おすすめ機材もご紹介!](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/21aacf5f36fa8d86deee933c93422a94-320x180.jpg)
![湧き水流木90cm水槽の機材をご紹介【アクアリウム】最新おすすめ機材もご紹介!](https://chanjunsyumi.com/wp-content/uploads/2021/07/21aacf5f36fa8d86deee933c93422a94-320x180.jpg)
最後までありがとうございました。
それでは、また次回!