アクアリウム

【水草と流木の組み合わせ】レイアウト水槽の立ち上げをやってみた!

こんにちは
じゅん吉です。

今回は、水草と流木を組み合わせたレイアウト水槽の制作過程をご紹介します。
初心者向けに水槽の立ち上げ前からの準備段階から説明をしていきます。

この記事は、水草と流木のレイアウト水槽の立ち上げ方を知りたい方に向けて書いていきます。

 

設置前に決めておくこと

ToDoリスト

設置する前に間違った買い物や立ち上げ作業を失敗してしまわないために、
あらかじめ決めておくことを書きます。
これをすることで、立上げ作業がスムーズに進めます。

 

1.どのような水槽にしたいのか

水草をメインでやりたいのか、どんなレイアウトをやりたいのか
水槽の大きさはどのくらいが良いのか、などある程度具体的にイメージしておきましょう。

 

2.水槽の置く位置

どの位置に水槽を置くのか決めておきましょう。
立ち上げてしまってからでは、水や砂利で重量があるので移動が危険です。

直射日光の当たらない場所に設置してください。
直射日光が当たる場所では、水温が上がり過ぎてしまうこと、
コケが大量発生してしまうなどのトラブルが発生します。

また、直射日光でなくとも明るい環境はあまり適していませんので注意して下さい。

 

3.水槽台の準備

水槽は、水が入るとかなりの重量になるので、安定した置き場を確保します。

テーブルやメタルラックなどでは思わぬ事故を起こしてしまう可能性もあるので
設置場所に不安があれば迷わず専用の水槽台を購入しましょう。
 

準備しておくもの

準備するもの一式のイラスト

今回は、幅60㎝の規格水槽で水草と流木を組み合わせたレイアウト水槽を作っていきます。
以下を準備しました。

準備しておくものリスト
水槽
水槽台
外部式フィルター
照明
CO2添加機器一式
エアレーション機器一式
ヒーター
プログラムタイマーx2個
レイアウト用品
(ソイル、水草、流木、石など)

 

別記事で詳しく書いているのでコチラを参考にどうぞ↓

【初心者必見】60cm水槽の水草&流木レイアウトで必要なものリスト!
【初心者必見】60cm水槽の水草&流木レイアウトで必要なものリスト!こんにちは じゅん吉です。 アクアリウムという趣味は、色々な機材がありますので、 初心者の方だと、どれを選んだらよいか 全く...

 

各項目の補足説明を以下に書いていきます。

外部式フィルターについて

フィルターのイラスト

生体のふんやエサの食べかすなどの汚れをキレイにするため、
フィルターを使用します。

外部式フィルターとは、水槽から外部にホースを繋げてフィルターを通し、
水槽内の水をろ過するシステムです。
フィルターにはさまざまな種類がありますが、外部式フィルターはろ過能力が高くおすすめです。

また、水草を入れる場合には、他のフィルターと比較するとCO2が抜けにくいので
CO2を無駄に添加せずに済み、外部式フィルターの方が効率が良い点でもおすすめです。

 
各メーカーの外部式フィルターを下記の記事でまとめてありますので、
参考までにご一読ください。

【外部式フィルター】各メーカーの製品特徴をまとめてみた!こんにちは じゅん吉です。 今回は、数多くある外部式フィルターの特徴をメーカー別にまとめてみました。 製品選びの参考にどうぞ。...

 

4.照明

照明のイラスト

水草の育成のため、必要不可欠な光を人工的に照射します。
照明を使うことで水草が光合成をし、生長していきます。

60cm水槽向けのLED照明を以下の記事でまとめてありますの参考までにご一読ください。

【60cm水槽おすすめLEDライト】~34製品を比較してみた~こんにちは じゅん吉です。 今回は、60cm水槽用のLEDライト34機種を比較してみました。 わたしの独断でランキングを作成し...

 

5.CO2添加機器一式

CO2機器のイラスト

水草をよりキレイに育てるためCO2を添加します。
強制的に添加させることで光合成を促します。

CO2添加については、コチラの記事でまとめてありますので、参考にどうぞ。

【CO2添加量の最適化】水草の葉色と成長が劇的改善!こんにちは じゅん吉です。 今回は、CO2添加量の最適化についてです。 水草を綺麗に育てる場合にCO2添加量は大事な項目になり...

 

6.エアレーション機器一式

おさかなイラスト

水槽への酸素供給の目的で使われます。
照明やCO2がOFFの時に、生体やろ過バクテリアを酸欠にさせないため必要です。
 

7.ヒーター

ヒーターのイラスト

水温を一定に保つためにヒーターが必要です。
水温を一定に保つことで、生体や水草へのストレスを抑えます。

60cm水槽の場合、150W~200Wのものを使います。

ヒータの選び方については、コチラの記事で紹介しています。

【水槽サイズに合ったヒーターを】水槽用ヒーターの選び方と種類のまとめ!こんにちは じゅん吉です。 今回は、水槽用ヒーターの選び方について解説していきます。 ヒーターにも、色々な種類があって初心...

 

8.プログラムタイマーx2個

タイマー関係イラスト

接続した電気機器を時間でON/OFFさせるための物です。
照明やCO2は、1日に8時間~10時間使うためプログラムタイマーを使って自動化すると便利です。

2個目は、照明やCO2がOFFの時にエアレーションをONにするため使います。
 

9.レイアウト用品

レイアウト用品のイラスト

水槽の中に入れる生体以外のものを準備します。

ソイル、水草、流木、石など

ソイルについて詳しくはコチラの記事で書いています。

【ソイルとは何か?】水草をやるならソイルがおすすめの理由!こんにちは じゅん吉です。 今回は、水草水槽では定番のソイルですが、 なぜソイルを使うのかとおすすめソイルの紹介をしていきます...

 

あると便利なモノ

ツールイラスト

水草用ピンセット

水草を植えたり、ちょっとしたごみを取り除いたりするときに
あるととても便利です。
 

霧吹き

立ち上げる時に水草の乾燥を防ぐために、
霧吹きで湿らせます。

 
 

水槽の立ち上げ方

水槽立ち上げのイラスト

いよいよレイアウト水槽の立上げをしていきます。
水槽設置後の手順を説明していきます。
 

1.ソイルを入れる。

ソイルの傾斜写真

 
まず、最初にソイルを入れていきます。
ここでレイアウトの骨格が決まります。

レイアウトの骨格が決まってしまうので、
この時点で、完成図を思い描いてソイルの傾斜をつけてください。

傾斜をつけて奥行き間を出す。

 

2.流木や岩を設置する。

凸型構図レイアウト見本

 
水草以外のレイアウトを設置します。
今回は、流木を組み合わせて凸型レイアウトにしてみました。

 

レイアウトのコツについては、コチラに詳しく書いています。

一歩先行く水槽レイアウト!構図の基礎知識!こんにちは じゅん吉です。 水槽の立上げ時やリセット時には、レイアウトに悩みますよね。 そこで今回は、レイアウトを決める際に役...

 

3.水草を植え込む。

植栽の写真

 
ソイルの山が崩れないように、
少し水を入れて水草を植えていきます。

この時に、ピンセットがあると便利です。
水を入れたときに、水草が浮き上がらないよう、
しっかりと根を奥までいれて植えていきます。

 

4.水を入れ、各機器を設置する。

水入れ後の写真

 
水を最後まで入れて、各機器を接続し完成です。

一気に水を入れてしまうと、せっかくのレイアウトが崩れたり、水が濁ってしまうのでゆっくり少しずつ水を入れましょう。
コツとして、霧吹きでソイルを濡らしてから静かに水を入れると濁りが出にくいです。

立ち上げ後、2週間くらいは環境が出来上がっていないため、生体を入れずに回します。
その間は、ろ過バクテリアによる水の浄化作用が働くまでの繋ぎとして、
毎日水槽の水の1/3程度を水換えすることが理想的です。

2週間後からは、体の丈夫な「アカヒレ」や「ネオンテトラ」「カージナルテトラ」を入れてみて
様子を見ましょう。

 
 

まとめ

まとめ

立上げは、かなり大変な作業ですが綺麗なレイアウトができた時にはとても楽しいです。
ずっと眺めてしまいます!

これから水槽を立上げようとしている方は、コチラのADAのホームページが
とても参考になりますので見てみてください。

 

ちなみに、立ち上げてから色々いじって今はこんな水槽になってます。
完成後の写真

最後まで、ありがとうございました。
それでは、また次回。